衆議院選挙が終わり、野党側が過半数を超えたことで、次期首相の指名に大きな関心が集まっています。
現時点では、今までどおり自民党と公明党が協力することが明らかになっていますが、野党第一党の立憲民主党にほかの野党がどこまで協力するかがポイントです。
果たして、野党からの首相指名が実現するのか、それとも、自民党の石破首相が続投となるのか、じっくり見守っていきましょう。
さて今回は、夫が不倫相手に生活費を渡している場合、妻が取り戻すことはできるのかといったテーマでお話ししていきます。
夫が不倫していて、なおかつ、不倫相手に生活費を渡しているとなれば、妻として黙っているわけにはいかないでしょう。
まずは、最後まで読んでみてください。
1.夫が不倫相手に生活費を渡しているかも?どうやって確認する?
はじめに、夫が不倫相手に生活費を渡している疑いがあるときに、どうやって確認すればよいかについて見ていきます。
不倫相手からお金を取り戻すための事前準備として、それぞれ参考にしてください。
その1:預金口座から不明な出金や振り込みがある
まずは、預金口座から不明な出金や振り込みがあるかどうかチェックしてみましょう。
毎月決まった金額が引き出されていたり、知らない振込先へ振り込んでいたりする場合は、相当怪しいといえます。
夫に確認しても、立場上必要な交際費を引き出しただけだなどとはぐらかされたり、逆切れされたりすることもあるでしょう。
夫が高収入である場合、自由になるお金が多いことから、あってもおかしくはないケースとはいえ、慎重に調べてみる必要があります。
その2:不倫相手が贅沢な暮らしをしている
不倫相手が贅沢な暮らしをしている場合、夫から生活費を援助してもらっている可能性を否定できません。
たとえば、若いのに身分不相応な高級マンションに暮らしている、高価なブランド品をたくさん身に着けているといった感じです。
もちろん、中には、自分で本当に稼いでいるケースもあるでしょう。
しかし、不倫相手が夫の部下や同僚だったり、高収入な仕事をしていなかったりする場合は、疑ってみるべきです。
その3:生活に困っている様子が見られない
特に贅沢な暮らしをしていなくても、不倫相手が生活に困っている様子が見られない場合は、夫が生活費を渡している可能性があります。
たとえば、不倫相手が無職などで十分な収入がないはずなのに、のんびり暮らしているといったパターンです。
この場合、夫から生活費をもらっているため、日常生活程度なら不自由なく暮らせるのだと考えられます。
もちろん、貯金などの資産がある可能性もありますが、夫からの援助が疑わしいのは事実です。
その4:不倫相手からお金の無心があった
パートナーが不倫相手に生活費を渡しているパターンで、何らかの理由で受け渡しが滞った場合は、不倫相手からお金の無心があることがあります。
今までパートナーからの援助のみで生活していたケースで、よく見られるパターンです。
こちらからすれば、大変厚かましいことですが、不倫相手にとってはお金がなくなって生活に切羽詰まっている状況といえます。
ここまでくると、問題解決まで相当面倒なことは間違いありません。
2.不倫相手に支払われた生活費を取り戻したい!慰謝料請求が現実的な方法!
不倫相手に夫から生活費が支払われたことが分かったら、何とか取り戻したいですよね。
しかし、不倫相手からお金を取り戻すには、不倫の慰謝料請求をする形で進めるのが現実的といえます。
その1:夫が渡したお金を取り戻すのは難しい
実は、夫が渡したお金をそれだけの理由で不倫相手から取り戻すのは、非常に難しいといえます。
たとえ夫から不倫相手に生活費を渡しているのが事実であったとして、夫が個人的に自由になる範囲で援助したとなれば、私的な使い道にほかならないからです。
もちろん、不倫相手にお金を渡したことで、こちらの生活に支障が出ている場合は、その限りではありません。
それでも、不倫相手からお金を取り戻すのは、とても困難なのです。
その2:不倫の慰謝料として請求するのがおすすめ
ただし、不倫相手には、不倫の慰謝料を請求することができます。
不倫は、民法における不貞行為であり不法行為ですから、慰謝料請求の正当な理由になるからです。
これは、法律に沿った正当な請求権ですから、行使しない手はありません。
夫から不倫相手に渡ったお金を取り戻すためには、不倫の慰謝料として合法的に請求するのが一番です。
その3:慰謝料を請求には不倫の客観的な証拠が必要
ただし、慰謝料を請求するには、不倫の客観的な証拠が必要です。
まずは、信頼できる探偵事務所へ不倫・浮気調査を早急に依頼しましょう。
不倫相手から合法的にお金を取り戻すためにも、必要なステップです。
探偵事務所に不倫・浮気調査を依頼すると、まったく関係のない第三者の立場から、効率よく客観的な証拠をつかんでもらえます。
その4:慰謝料の金額決めを含めて弁護士に相談しながら進める
不倫の客観的な証拠をつかんだら、不倫問題に強い弁護士に相談することがおすすめです。
夫から不倫相手に生活費が支払われていた事情を説明し、実際にどれぐらいの金額を請求すべきか、アドバイスしてもらいましょう。
不倫の慰謝料の相場は50万~300万円程度ですが、不倫相手に支払い能力がある場合は、300万円以上を請求することももちろん可能です。
なお、確実に支払ってもらうためにも、弁護士に同席してもらって話し合う、弁護士の名前で内容証明郵便を送付するなどを含め、力を貸してもらうとよいでしょう。
まとめ
今回は、夫が不倫相手に生活費を渡している場合に、妻がお金を取り戻すことができるかどうかといったことを詳しくお話ししました。
夫が不倫しているだけでもつらいことなのに、さらに不倫相手に生活費を渡しているとなれば、相当妻を軽んじている状況といえます。
不倫相手からお金を取り戻すには、不倫の慰謝料という形で請求するのが現実的な方法です。
そのためにも、まずは、夫の不倫調査を行って不倫の客観的な証拠をつかむことが必要不可欠といえるでしょう。
なお、私どもでも滋賀県内にて数多くの不倫・浮気調査をご依頼いただき、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
ご相談・見積もりは無料ですから、お一人で悩まず、お気軽にお問い合わせください。