お正月早々の令和6年能登半島地震、被災されました皆さんには心からお見舞い申し上げます。
天災はいつやってくるか分からないことを、改めて実感させられました。
いつ何があってもすぐに対応できるよう、日頃から防災意識を固めていきましょう。
さて今回は、浮気の客観的な証拠とはどんなものか、有効・無効の判断基準は何かについて詳しくお話していきます。
実は、浮気の証拠にも、有効なもの・無効なものがあるのです。
一度知っておくと役に立つ内容なので、最後までお付き合いください。
1.浮気の客観的な証拠って何?具体的にどんなものがある?
浮気の事実を証明するには、「客観的な証拠」が必要になります。
ここでは、具体的にどんなものが浮気の客観的な証拠と認められるのか、ご紹介しましょう。
その1:2人が性行為もしくは近い行為をしている写真や動画
浮気の証拠の中でも特に客観性が高いとされるのが、2人が性行為もしくは近い行為をしているのを撮影した写真や動画です。
誰が見ても浮気をしているとビジュアルで分かるので、疑いようもありません。
こうしたものは、本人たちが自撮りしたものを自ら流出させたか、何らかの理由で流出してしまったものが多くなります。
理由は何であれ、浮気の証拠の中でも、最も強力なカードといえるでしょう。
その2:2人がラブホテルなどに出入りしている写真や動画
2人がラブホテルなどに出入りしている写真や動画も、浮気の客観的な証拠になります。
ラブホテルは一般的に男女が肉体関係を持つために利用する場所であるため、2人が一緒に出入りすることで客観的な浮気の証拠と認められるのです。、
なお、出入りどちらかだけ、2人が別々に出てきているといった場合は、客観性に乏しいと判断されることがあります。
たとえば、単に休憩のために1人で利用しているだけ、といった可能性を否定できないからです。
その3:2人に肉体関係があることを自白した録音音声や動画
2人に肉体関係があることを自白させることが可能なら、その際に音声を録音したり動画を撮影したりしておいてください。
浮気がバレた場合、「心から謝るから許してほしい」とパートナーや浮気相手に提案されることもあるでしょう。
その際、録音したり動画を撮影しておくことで、客観的な証拠として残すことができます。
これで、後日になってから、自白内容を否定されたときにも安心です。
その4:2人に肉体関係があることが明らかなメールやSNSの履歴
もしも、写真・動画・録音音声といったものがなくても、まだあきらめてはいけません。
たとえば、2人に肉体関係があることが明らかなメールやSNSでの履歴も、客観的な浮気の証拠と認められることがあります。
ただし、本人のアカウント同士でのやり取りであること、第三者が見ても明らかに男女の関係にある(性行為の直接的な表現など)ことが必要です。
意外にも、2人の公開アカウントで堂々とやり取りしているケースもあるので、チェックしてみましょう。
2.浮気の客観的な証拠と認められないものは?却下される主な理由!
残念ながら、浮気の客観的な証拠として認めてもらえないものもあります。
一体どんなものが客観性に乏しいとされるのか、こちらも具体的に見ていきましょう。
その1:画質や音質が悪くて本人と断定できない
たとえ、浮気調査で浮気の証拠を押さえたとしても、画質や音質が悪くて本人だと断定できないのでは、客観的であると認められません。
たとえば、ターゲットが遠過ぎて写真を拡大してもぼやけている、顔が確認できない、雑音が入って本人の声かどうかはっきり断定できない、といった感じです。
もしも浮気の証拠として提出しても、「自分たちではない」と言われる可能性があります。
浮気の証拠をビジュアルで押さえるには、鮮明な画質・音質で、確実に本人のものと分かるようにしておくことが必要です。
その2:肉体関係があるとはっきり断定できない
2人が恋愛関係にある可能性が高いとしても、肉体関係があるとはっきり断定できないものも、客観性がないと判断されてしまいます。
たとえば、メールやSNSなどで「この前はとてもよかった」「またすぐに会いたい」「すごくかわいかった」などと、どうとでも取れる言葉をやり取りしているパターンです。
また、単に一緒に夜遅くまで過ごした、一緒に遠出をしたといったことも、これだけで浮気をしているとは断定できません。
浮気の事実を客観的に証明するのは、皆さんが想像しているよりも難しいのです。
その3:録画・録音などの記録を伴わない自白
浮気をした本人たちが自白しても、録画や録音などの記録を伴わないものは、それだけでは客観性があると認められません。
実際に、調停などの際に証言を促しても、「そんなことは言っていない」と言われてしまうのがオチです。
念のため、自白する際に録画や録音をすることを了承してもらいましょう。
さらに、同意書に署名・押印してもらうのもおすすめです。
その4:ラブホテルの会員カードや浮気相手との買い物のレシートなど
一見して浮気の客観的な証拠と思えるのが、ラブホテルの会員カードや浮気相手との買い物のレシートなどです。
しかし、確実に2人のもので、かつ、浮気するために使ったことを証明する必要があります。
単に一緒にラブホテルを利用したり、買い物をしたりした形跡があるだけでは、却下される可能性が高いのです。
こうしたものは、そのほかの証拠との合わせ技で、補強の意味で使うようにしましょう。
まとめ
今回は、浮気の客観的な証拠とはどんなものか、有効・無効の判断基準は何かについて具体的にご紹介しました。
浮気の事実を証明するためには、浮気の客観的な証拠をつかむことが必要不可欠といえます。
探偵事務所に浮気調査を依頼すると、客観的な証拠となる「浮気調査報告書」を入手でき、慰謝料請求や離婚訴訟などを有利に進めることが可能です。
まずは、浮気調査で豊富な実績がある私どもへ、お気軽にご相談ください。