今回は、「家庭を顧みず、毎週飲み歩くようになった旦那様」の浮気調査事例をご紹介します。

依頼者:奥様（U様40歳）　対象者:旦那様

調査場所:滋賀県甲賀市

依頼内容

今回の依頼者はU様40です。

ご自身は専業主婦をしており、旦那様は公務員をしているそうです。

以前は奥様も公務員をしており、旦那様とは職場で出会い、結婚されたそうです。

現在はお子様を2人授かったそうですが、2人目のお子様に先天的な障害があったので、それに伴って奥様は仕事を辞めて、専業主婦としてお子様のお世話をするようになったのだそうです。

それまでは夫婦関係も良好で、家族で旅行にいったり、遊びに出かけたり仲良く過ごされていたようですが、お子様の事もあり、家族そろって外出することが難しくなったそうです。

これまでは休日には基本的に自宅で過ごされていたそうですが、2人目のお子様が生まれてしばらくしてから、土曜日の夜に出かけて行っては、「酔っぱらって帰れない」という事を理由に車で就寝。

家に帰宅しないことも増えたそうです。

元々旦那様は派手な交友関係がなく、一人で過ごされる事が多いにも関わらず、頻繁に飲みに出かけるようになったので、奥様は旦那様の行動を怪しく思い、調査することを考えるようになったのだそうです。

もし、旦那様が浮気をしているとしたら、おそらく子供の事等、家庭の現実から逃げているのだろうとの事で、旦那様に対して喝を入れて、離婚はせずに一生かけて償わせたいとのことでした。

調査内容

奥様は、旦那様の浮気について、現時点では確証がないこともあって、まずは簡易調査として、旦那様の車にGPSを取り付けて調査をしてみる事にしました。

その結果、旦那様の土曜日から日曜日にかけての行動パターンを正確に把握することが出来ました。

旦那様の一か月のお小遣いの都合上、毎回ホテルに宿泊するのは難しいだろうと考えられましたので、おそらく滞在先は浮気相手の女性宅だろうと予測できるものでした。

なので、土曜日から日曜日にかけてに絞り、尾行調査をすることになりました。

今回の依頼の目的としては、

・旦那様が浮気をしているかどうか確認したい。

・浮気をしている場合、浮気の証拠を押さえたい。

・浮気相手がどんな人物か確認したい。

・浮気相手と別れさせたい。

の4点となります。

奥様としては、旦那様の浮気をはっきりさせて、浮気相手へも慰謝料請求をしたいとのことでした。

また、浮気のせいで子供や自分をどれだけ傷つけているか知らせたいとのことでした。

慰謝料請求のために必要な不貞行為の証拠としては、2回以上の証拠を押さえる事が必要になるため、2回の調査で証拠を押さえる事を目指します。

調査結果

夕方、自宅周辺に調査員を配置、調査を開始しました。

18時頃になり、旦那様が車で自宅を出てくると、30分ほど車を走らせました。

GPSの調査で、女性のマンションだろうと目星をつけていたマンション脇に車を停車しました。

しばらく待機していると、マンションから出てきた女性と合流しました。

その後、女性が旦那様の車に乗り込み、一緒にスーパーに向かい買い物をすませた後、再びマンションに戻り、部屋へと入っていきました。

その日は部屋から出てくる事はありませんでした。

24時頃、部屋の電気が消灯したのを確認して、その日は調査終了。

翌日も朝から調査を行いましたが、マンションから旦那様が出てきたのはお昼頃、旦那様のみ出てきて車で自宅に帰宅しました。

やはり旦那様は女性の家に泊まっていました。

後日、奥様から「旦那様が旅行に出かける」と連絡を受け、即日調査に向かいました。

お昼過ぎに旦那様が自宅から女性の住むマンションまで向かいました。

その後、荷物を持ってきた女性が旦那様の車に乗り込みました。

高速道路に乗って、3時間ほど走らせた先のホテルに到着しました。

海鮮料理が有名なホテルにチェックインを済ませる所を確認しました。

翌日は、周辺の観光地をぶらぶらと観光し、夕方頃には自宅方面の高速道路に乗り込みました。

その後、20時頃には女性宅へ到着しました。

マンション脇に停めた車内でしばらくの間喋っている様子を確認しました。

別れ際に2人がキスをして、女性はマンションへ戻っていきました。

そのまま旦那様の自宅に帰宅。

以上で全ての調査を終了しました。

まとめ

調査報告書を奥様に提出しました。

奥様が調査報告書を元に旦那様に対して問い詰めた所、観念して同じ職場の女性と浮気をしている事を白状しました。

しかし、旦那様は未練がましく、もう一度最後に旅行にいかせてほしいなどと提案してきたので、呆れて離婚も視野に入れつつ、浮気相手と旦那様、それぞれの親御さんを交えて話し合いをされたそうです。

その結果、旦那様は心を入れ替えて頑張るとのことで、相手の親御さんから、200万円の慰謝料を支払っていただけたので、離婚はせず、関係修復に努めることにしたとのことでした。

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